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福原辰弥が7回TKO勝ち、ホープ華井玄樹下してV3

2016年11月3日 19時13分

 日本ミニマム級タイトルマッチが3日、熊本県熊本市のフードパル熊本で行われ、チャンピオンで世界ランキング上位につける福原辰弥(本田フィットネス)が挑戦者1位の華井玄樹(岐阜ヨコゼキ)い7回44秒TKO勝ち。3度目の防衛を成功させ、世界挑戦に名乗りを上げた。

3回にダウンを奪い返した福原(右)

 IBF3位、WBO2位にランクされるサウスポー福原は、9月の防衛戦で小野心(ワタナベ)を相手に3回負傷ドロー。不本意な内容に終わっただけに、東京農大出身でデビューから7戦全勝の新鋭、華井に対して初回から積極的にパンチを打ち込んでいった。

 しかし、福原がペースをつかんだかに見えた3回、華井の右カウンターが決まってチャンピオンがダウン。一気に試合が分からなくなったかに思えたが、立ち上がった福原が反撃に転じて、ラウンド終了間際にダウンを奪い返した。

 4回以降、福原は左ストレートを軸に華井を攻め、5回にはストップ寸前のシーンを演出するなど優勢に試合を進めた。福原は7回、気持ちで踏ん張り続けた華井をロープに釘付けにして乱打すると、主審がようやく試合をストップした。

 ホープに快勝の福原は「こんなにうれしい試合はない」と会心の出来に満足顔。本田憲哉会長は、福原はこれで日本タイトルを返上し、いよいよ世界挑戦の準備に入る方針を示した。戦績は18勝7KO4敗5分。プロ初黒星の華井は7勝5KO1敗。

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