■WBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース（英）と暫定王者アブタンディル・クルツィゼ（ジョージア）の試合が7月8日、ロンドンのカッパー・ボックス・アリーナで開催されると正式にアナウンスされた。これがV2戦となるサンダースは、村田諒太（帝拳）陣営から挑戦のオファーを受け、ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）との統一戦構想もあったが、いずれもまとまらず、クルツィゼとの対戦に落ち着いた。サンダースは24勝12KO無敗。4月に暫定戦でトミー・ラングフォード（英）を5回TKOで下し、英国で2連戦となるクルツィゼは33勝22KO2敗2分。

■WBAが12日付けで4月度ランキングを更新した。　月間最優秀選手はウラジミール・クリチコ（ウクライナ）とのスーパー王座決定戦を制したアンソニー・ジョシュア（英）が獲得。IBF王者のジョシュアはこの試合で2冠を獲得した。次点はS･ライト級王者のジュリアス・インドンゴ（ナミビア）。インドンゴはリッキー・バーンズ（英）から王座を奪った。日本勢はL･フライ級の拳四朗（BMB）が12位にランク入り。拳四朗は20日、WBC王者ガニガン・ロペス（メキシコ）に挑戦する。

■元3階級制覇王者、48歳のジェームズ・トニー（米）が現地時間13日、米ミシガン州で1年9か月ぶりにシリングに立ち、ヘビー級12回戦でマイク・シェパード（米）に6回26秒TKO勝ち。マイナー団体WBF同級王座を獲得した。トニーは11年11月、デニス・レレベデフ（ロシア）とのWBAクルーザー級暫定王戦に敗れて以降、マイナー団体王座戦やノンタイトル戦を続けている。戦績は77勝47KO10敗3分1無効試合。41歳のシェパードは24勝10KO21敗2分。