元王者の柴田明雄さん、新松戸にジム「SOETE」開設
2017年8月26日 23時22分
2017年8月26日 19時07分
15日に京都で行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで山中慎介(帝拳)を下して新王者となったルイス・ネリ(メキシコ)がドーピング検査で禁止薬物が検出されたことを受け、帝拳ジムの本田明彦会長は26日、米国カリフォルニア州カーソンで取材に応じた。
ネリはVADA(ボランティア反ドーピング協会)が15日以前に実施した検査で、禁止薬物のジルパテロールが検出されたと試合後に発覚。現在は再検査の結果を受けてWBCがどう判断を下すのかが注目されている。王座のはく奪(空位)、長期間のサスペンドなどの厳しいペナルティの可能性もある。
山中が再起するならネリ戦だけ
これに対し、亀海喜寛(帝拳)の試合のため渡米中の本田会長は「今後どうなるのかは、WBCがどういう判断を下すか」とまずは事態を見守る構えで、WBCの裁定が出るまでには2、3週間かかるのではないかとの見通しを語った。それによってさまざまなシチュエーションが考えられるものの、「(山中が再起して)やるならネリだけ」との考えを示した。
山中本人も試合直後から「(次に試合をするとすれば)ネリだけ」との意思を表明している。本田会長は仮に王座が空位となり、山中に決定戦出場のチャンスが訪れるにしても「ネリと再戦でなければやらない」とあらためて語った。
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