８日（日本時間９日）カナダ・モントリオールのベルセンターに登場した元フェザー級、Ｓ・フェザー級王者ユリオルキス・ガンボア（キューバ）がＷＢＡライト級２位ダーレイ・ペレス（コロンビア）に判定勝利。空位のＷＢＡライト級暫定王者に就いた。

　無敗同士。初回終了直前、ガンボアの左右でペレスが倒れカウントが入る。前回のマイケル・ファレナス（比）戦に続き、実父カルロスがチーフセコンドに就いたガンボアは慎重な試合運びで無理をしない。４回、スピードを生かして畳みかけるが、その後は距離を置いて対処。リーチで勝るペレスはタイミングのいいパンチで反撃。11回、左を伸ばすとガンボアがリング中央で倒れたが、主審はスリップと判断。最終回のペレスの反撃をかわしたガンボアが116－111が２者に115－112の３－０判定で勝利コールを受けた。

　ファレナス戦に続き、暫定ベルトをコレクトしたガンボアは23勝16ＫＯ無敗。今後はライト級を主戦場にするもよう。ペレスは28勝19ＫＯ１敗。