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9月の2戦目に気合の入る那須川天心 帝拳ホープの成田合宿  

2023年6月7日 22時41分

 那須川天心ら帝拳勢が千葉・成田で行っている走り込み合宿が7日、メディアに公開された。参加メンバーは那須川、世界再挑戦を狙う岩田翔吉のほか、波田大和、増田陸、高見亨介、嶋田淳也のホープたち。中村正彦ストレングス&コンディショニングコーチの指導のもと、フレッシュな面々で10日までみっちり走りこむ。

走りこむ帝拳ホープたち

 キックのスター選手からボクシングに転向し、さる4月8日のプロデビュー戦はアマゾンプライムの豪華興行でメイン級の扱い。異例の注目を集めたが、試合ではその重圧を感じさせずに日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)を完封。この勝利を受けてさっそく日本ランキング入り(S・バンタム級7位)した那須川。

 今回のトレーニング・キャンプは毎朝5時から10キロのロードワークでスタート。午後は心肺機能アップを意図した練習や体幹トレーニングに取り組む。那須川は「コースはアップダウンが激しくて、自分の気持ちもアップダウンしています」とジョークを飛ばす。

 実際、これほど長い距離を走るトレーニングは初めてで、参加メンバーでも「一番遅い」と苦笑したが、これを伸びしろとポジティブにとらえられるのが那須川。走り方ひとつにしても合宿の初日から変化しているといい、そういった向上が楽しくて仕方ないといった様子だ。

気合の入る那須川。中村コーチ㊧、粟生トレーナーと

 「前回(デビュー戦)の6ラウンドは今までの経験でやれたし、キックでも戦ったことがあってなんとなくできましたけど、それの倍となると経験していないゾーンで戦わないといけないですから」と那須川。長いラウンドを戦う体力や心構えを養いたいという。

 本田明彦会長によると、注目のプロ2戦目は9月中旬で相手は未定。WBA・WBC世界L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)、WBO世界S・フライ級新王者の中谷潤人(M.T)の防衛戦と同じリングになる。

 「前回の天心がMAXではないので。ここからさらに強くなって皆を驚かせられたらと思います」と目を輝かせる那須川である。

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