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コットはアリと最終戦、12.2ニューヨークMSG

2017年10月9日 9時30分

 プエルトリコの4階級制覇王者ミゲル・コット(写真)の引退試合がウェルター級ランカーのサダム・アリ(米)を相手に行われる運びとなった。期日と会場は予定通り12月2日、ニューヨークのマジソンスクエアガーデン(MSG)。プロモーターのゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が8日、通達した。試合はコットの保持するWBO世界S・ウェルター級王座が争われる。

 コットは8月、亀海喜寛(帝拳)に112ラウンド3-0判定勝ち。2年近いブランクから復帰して同タイトルを獲得した。その前から今年中にグローブを脱ぐと公言。最終戦の相手はデビッド・レミュー(カナダ=元IBFミドル級王者)や現WBCライト級王者マイキー・ガルシア(米)らの名前が挙がっていた。

 しかしレミューとは体格のハンディがあり、ガルシアはホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)との統一戦がクローズアップされており、試合締結には至らなかった。

 抜擢されたアリ(25勝14KO1敗)はニューヨークが地元。北京五輪の代表選手で、アラブ系米国人初のオリンピック選手。昨年ジェシー・バルガス(米)とWBOウェルター級王座を争ったが、TKO負け。GBPにプロモートされ、最新戦では7月、ヨハン・ペレス(ベネズエラ=元WBA・S・ライト級暫定王者)に3-0判定勝ちを収めている。

 今月37歳になるコットは今回がMSG登場10回目。これまでシェーン・モズリー、ザブ・ジュダー、アントニオ・マルガリートらと名勝負を披露している。

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