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藤岡奈穂子がWBO王座返上、サリド引退宣言撤回

2017年12月14日 11時51分

■女子ボクシングの第一人者、藤岡奈穂子(竹原&畑山)が11日付けでWBO女子世界L・フライ級王座を返上したと発表。藤岡は今月1日、ヨカスタ・パジェ(コスタリカ)との同王座決定戦を制し、国内初の5階級制覇を達成。今後は保持するWBA女子フライ級王座の防衛に専念するとしている。

WBO女子同級は、元世界王者の天海ツナミ(アルファ)が先月の挑戦者決定戦で勝利しており、王座決定戦が行われる場合は天海が最優先で出場することになる。

藤岡は今月1日に5階級制覇を達成したばかり

■9日(日本時間10日)ラスベガスのリングでミゲール・ローマン(メキシコ)に敗れた元2階級制覇王者オルランド・サリド(メキシコ)が試合後に口にした引退宣言を早くも撤回した。

フェザー級とS・フェザー級で4度世界王座に就いた37歳は、試合後は感情的になって引退を宣言したが、9日は準備が不十分だったと分析。来年にS・フェザー級かライト級で再起するとしている。

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