ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズセンターでは28日（日本時間29日）、ミドル級戦線の主役の一人、元WBA世界王者ダニエル・ジェイコブス（米）がマチェック・スレッキ（ポーランド）と対戦する。ジェイコブスは159.6ポンド（72.39キロ）、スレッキは159.2ポンド（72.21キロ）でリミット160ポンドをクリアした。

　この試合はWBAミドル級“スーパー”王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）への挑戦者決定戦としてWBAが認可している。WBAミドル級は村田諒太（帝拳）が“レギュラー”王座に君臨しており、今後のミドル級戦線を占う上でも目の離せない一戦だ。

　同じくWBAヘビー級挑戦者決定戦はジャーレル・ミラー（米）が304.4ポンド（138.07キロ）、相手のヨハン・デュオパ（フランス）が244.2ポンド（110.77キロ）をマークした。

　同じリングのライト級女子王座統一戦は、五輪金メダリストのWBAチャンピオン、ケイティー・テイラー（アイルランド）が134.4ポンド（60.96キロ）、IBFチャンピオン、ビクトリア・ブストス（アルゼンチン）が134.2ポンド（60.87キロ）でリミット135ポンドをパスした。