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ロマチェンコがSFe級王座返上 ライト級で統一戦へ

2018年5月24日 18時11分

 ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)をストップしてWBA世界ライト級王座に就いたワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が23日(日本時間24日)、もう一つ保持するWBO世界S・フェザー級王座を返上した。所属のトップランク社カール・モレッティ副社長が「チーム・ロマチェンコの代理として」フランシスコ・バルカルセルWBO会長に書簡を送り、その旨を伝えた。

リナレス戦後のロマチェンコ Photo/SUMIO YAMADA

 ロマチェンコは今月12日、ニューヨークでリナレスに挑戦。ダウン応酬を制して10回TKO勝利。WBOフェザー級、同S・フェザー級に続き、3階級制覇に成功した。

 現行のタイトル認定団体のルールでは別階級の王座を同時に保持するのは不可能に近く、従来のS・フェザー級王座を防衛するのかライト級に絞るかの選択を迫られていた。

 トップランクのボブ・アラム・プロモーターはすでに8月25日、ロサンゼルスのザ・フォーラムでロマチェンコと同級WBO王者ライ・ベルトラン(メキシコ=米)との統一戦をブッキング。近々、正式発表される運びとなっている。

 空位となるWBO・S・フェザー級は、1位がクリストファー・ディアス(プエルトリコ)で2位が伊藤雅雪(伴流)。トップランク社はこの2人の王座決定戦を計画している。既に7月28日、米フロリダ州キシミーで挙行というニュースも流れている。

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