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WBC・LF級王者の拳四朗 地元城陽市でV3祝勝会

2018年6月1日 21時37分

 WBC世界L・フライ級チャンピオン、拳四朗(26=BMB)のV3祝勝会が1日午後零時半から地元の京都府城陽市の市福祉センターで開かれた。2回の右ボディストレート一発のKO防衛に「早く終わってすみません」と笑顔で頭を下げた。

地元後援者の前であいさつする拳四朗

 これまで、地元の祝勝会は拳四朗後援会(石田實会長)が主催して開いてきたが、今回から市も主催に加わった。会場には昼休みの市職員、市議ら100人が集合。元OPBF・L・ヘビー級王者の父寺地永BMB会長(54)とともに入場した拳四朗選手に市職員から花束が贈られた。

 奥田敏晴・城陽市長は「この笑顔のどこに、あの強さがあるのか。市民の誇りでありうれしい限り。まちづくりの大きな力になっている。城陽を日本に、世界にアピールしてください」とあいさつ。

 村田圭一郎・市議会副議長は「2ラウンドに1発見事に秘孔(ひこう)をついた」と称賛。堀井美郎・城陽商議所会頭は「京都、せめて大阪で試合を組んでいただければ」と地元での防衛戦開催を期待した。

 石田会長は「試合の2時間前に控室へ行ったが、拳四朗君はニコニコしており、勝利への自信を確信した。試合のたびに強くなっている。後援会もさらに拡大、発展を遂げていきたい」とオール京都、オールジャパンの応援体制へのステップアップを宣言した。

 拳四朗は笑顔をふりまきながらあいさつ。「早く終わってしまってすみません。成長したものと思って下さい。これからもどんどん強くなっていきたいです。また、早く終わったらすみません」とひょうきんキャラを発揮。また、ツイッターのフォロワーが、以前の400人から5000人に増えていることも明かした。

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