連続KOで知名度とファンの支持を高めているWBA世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）と挑戦者カーティス・スティーブンス（米）戦のプレゼンテーションが4日（日本時間5日）ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン（MSG）の正面で行われ、写真撮影などが行われた。

　米国東部で売り出し中のハードパンチャー、スティーブンス（25勝18KO3敗）は強気の発言。「一度、私のパンチが触ったら、それで終わり。彼のマックリン戦をじかに観戦したけど、どうして彼のパンチはあんなにスローなんだろう？　それに彼にはワンパンチのパワーはないと思う。でも私にはワンパンチでノックアウトするパワーがある」

　対するゴロフキン側はアベル・サンチェス・トレーナーが応酬。「スティーブンスは自分で思っているほどいい選手ではない。これまでも何度かダウンを喫している。でも彼が大口を叩いてくれるのは大歓迎。ファイトの宣伝を盛り上げてくれる。ゴロフキンを破壊してやるという気持ちで向かってきてほしい」

　試合は11月2日、MSGのシアターで予定される。Photo/BoxingScene.com