2019年5月22日水曜日

拳四朗のV6戦発表 7.12村田諒太と同じリング

 WBC世界L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)が22日、トレーニング先の東京・三迫ジムで記者会見を開き、7月12日エディオンアリーナ大阪第1競技場で、同級1位ジョナサン・タコニン(比)と6度目の防衛戦を行うと発表した。

具志堅会長のV13を目標に掲げる拳四朗

 初めて大阪で世界タイトルマッチを迎える拳四朗は「出身が京都で、大学が大阪(関西大)。いつか関西で試合をしてほしいという声があったのでうれしい」と大阪での防衛戦を歓迎。関西大の後援会が1000人規模の応援団を結成するプランだそうで、モチベーションを高めている。

 2度の世界挑戦経験を持つサウスポー、タコニン(28勝22KO3敗1分)は拳四朗(15勝8KO)がガニガン・ロペス(メキシコ)と対戦した17年と18年、フィリピン合宿で計3度のスパーリングをしている相手。会見に同席した三迫貴志会長によると「以前から拳四朗に挑戦させてくれと何度も言っていた」というから相当自信を持っているのだろう。

 タコニンはフィリピンボクサーらしく思い切りよくパンチを振ってきながらも、加藤健太トレーナーによると「一発狙いじゃなく、コンパクトに振ってくる」とのこと。前に出てくるのでやりにくいタイプではないが、十分に怖さはある。

棒を使って加藤トレーナーと距離感を養う練習

 拳四朗は「序盤は前に来ると思うので、距離を取って気を付けていきたい」と試合をシミュレーション。ジャブを突きながらペースをつかみ、中盤から終盤にかけてKOという理想を描いた。

 今回の防衛に成功すると、L・フライ級における日本人王者の防衛回数としては具志堅用高の13度、田口良一(ワタナベ)の7度についで単独3位となる。拳四朗は「ここで強いところを見せていろいろ挑戦していきたい」と他団体王者との統一戦にも意欲を見せた。

■L・フライ級世界王者
WBAスーパー 京口紘人(ワタナベ)
※6月19日に幕張メッセでV1戦

WBA カルロス・カニサレス(ベネズエラ)
※5月26日に木村翔(青木)とV2戦

WBC 拳四朗(BMB)
※7月12日にエディオンアリーナ大阪でV6戦

IBF フェリックス・アルバラード(ニカラグア)
※5月19日に小西伶弥を下してV1

WBO アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)