井上尚弥、八重樫東、村田諒太、リナレスあす出陣
2014年12月29日 13時58分
2014年12月29日 0時03分
住吉区民センターのセミファイナル、ライト級8回戦は、IBF・S・フェザー級15位の仲村正男(渥美)が、OPBFライト級1位のレイ・ラバオ(フィリピン)に2回1分18秒TKO負けを喫した。
7月に伊藤雅雪(伴流)に無念の判定負けを喫した仲村が、再起戦で実力者のラバオを迎えた。強打が売りの仲村は立ち上がりから得意の右で攻め込むが、サウスポーのラバオも積極的に打ち返して打撃戦の様相。終盤ラバオの左がヒットすると、仲村がキャンバスに沈んだ。ダメージは深く、クリンチでなんとかしのいだが、2回にラバオのスピードあふれた連打を浴び前のめりにダウン。続行不可能とみて、主審が試合を止めた。仲村は気負いからか早々と打ち合いに持ち込んだが、結果は凶と出た。連敗の仲村は18勝18KO3敗。
◇56キロ8回戦
菊池永大(真正)[78-75、78-74、79-74]高田小次郎(六島)
◇S・バンタム級8回戦
丹羽賢史(グリーンツダ)[76-77、77-75、78-75]ストロング小林佑樹(六島)
また、この日は大阪市立大4年生の坂本真宏(六島)が51.5キロ4回戦でプロデビュー。平沼勇介(フュチュール)に苦しみながら判定勝ちした。
坂本は工学部機械工学の学生で、アマ通算24勝11KO6敗。「勉強のかたわら好きなボクシングに打ち込み、来年は全日本新人王と大学院進学」を目指して、六島ジムに入門した。
試合は1戦1勝の平沼に対して「硬くなったし、倒しにいこうとパンチが大振りになってしまった」そうで、ジャブが出ず、攻撃リズムがつかめないまま終了ゴングが鳴った。39-37×2、39-38の3-0で坂本がコールされたが「相手がカウンターを狙っていたので、踏み込めなかったし、ストレートが打てなかった。アマ時代の悪い試合の展開になってしまった」と反省しきり。
卒論テーマは、酸化チタン光触媒の「ナノチューブの形成メカニズム」。今年中に論文の前半を提出しないといけないそうで、「帰ってすぐにパソコンに向かいます」と勝利の喜びにひたる余裕はなかった。
2024年10月14日 5時20分
2024年10月14日 5時13分
2024年10月14日 5時08分
2024年10月14日 4時52分
2024年10月14日 4時47分
2024年10月14日 4時41分