昨年12月パッキアオ×マルケス第４戦のリングでブランクに終止符を打ったキューバ人スター、ユリオルキス・ガンボア（ＷＢＡ・Ｓ・フェザー級暫定王者）の次戦が６月８日カナダ・モントリオールのベル・センターにセットされた。相手はダーレイ・ペレス（コロンビア＝ＷＢＡライト級２位）が抜擢されている。

ユリオルキス・ガンボア

ガンボアをプロモートするラップミュージシャンの50セントとペレスを擁するゲリー・ショウ・プロモーターが合意に達したもので、タイトルは争われず、ライト級リミットの10回戦。ガンボアが22勝16ＫＯ、ペレスも28勝19ＫＯと両者無敗を誇る。以下は両者のコメント。

ガンボア「自分の価値を証明し続ける。ライト級に上がり３階級目で４つ目の世界タイトルを狙っている。６月８日は再び私のベストの姿を披露するチャレンジの機会になる」

ペレス「ハードなファイトに向け、ハードにトレーニングする。私がワールドクラスの選手であることを皆に証明したい。６月８日の後は世界中に私のことが知れ渡るだろう」

　当日のメインにはチャド・ドウソン（米）×アドニス・ステベンソン（ハイチ＝カナダ）のＷＢＣ世界Ｌ・ヘビー級タイトルマッチが組まれている。