2019年4月21日日曜日

坂晃典がWBO・AP戦KO負け、久田哲也は貫禄V

 ハラダジム主催の「ファイティングビートボクシング」は20日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、メインのWBOアジアパシフィックS・フェザー級王座決定12回戦は元日本フェザー級王者で同級5位の坂晃典(27=仲里)が同級4位、WBO世界同級11位、ジョー・ノイナイ(比)に2回KO負けした。

坂は無念のKO負け、ノイナイは歓喜のバック宙を披露

 セミは日本L・フライ級王座を返上して世界戦に備えるWBA世界同級1位、久田哲也(34=ハラダ)がインドネシア・フライ級王者を5回、ボディパンチ一発でKO勝ちした。

◇WBOアジアパシフィックS・フェザー級王座決定12回戦
ジョー・ノイナイ(比)[KO2回1分15秒]坂晃典(仲里)
 ジョー・ミサコのリングネームで阿部麗也(KG大和)と後楽園で対戦したことがあるノイナイが鮮やかなKO勝利を飾った。

 スタートは坂がプレスをかけて右ストレートを打ち込んでノイナイを後退させた。ノイナイは上半身が柔らかく、坂の追撃パンチを外して、坂が正面に立ったところを見逃さず、左ショートストレートをヒットしてダウンを奪った。

 立ち上がった坂だがダメージは強烈。ノイナイに再度左ストレートを受けてダウン、ここはゴングに救われたが、2回に踏み込んでの左パンチを受け、なんとか立ちあがたものの、足元が定まらず、主審に抱きかかえられてカウントアウトされた。

久田は“世界前哨戦”に勝利、今秋の世界挑戦を狙う

◇50キロ8回戦
久田哲也(ハラダ)[KO5回3分1秒]スティヴァヌス・ナナ・ブー(インドネシア)
 WBA1位など主要4団体で上位にランクされる久田の世界前哨戦。インドネシア・フライ級王座を迎えての戦いだったが、立ち上がりは足を使って後退一方の相手を攻めあぐねた。

 久田はスロースターターを返上すべくパンチは放つが、距離が遠くて、ダメージに結び付けられない展開。ややじれったい戦いぶりだったが、4回からボディを攻め始めてリズムに乗った。5回終了間際に踏み込んで左フックをわき腹にめりこませるとブーは立ち上がれずテンカウントがコールされた。

 原田実雄・ハラダジム会長は「WBA、WBOの2人の王者サイドと世界戦の交渉を続けており、9月に大阪で開催にこぎつけたい」と語り、久田も「5回までふがいない戦いぶりでしたが、しっかり決めることができてよかった。一度は戦うことが決まっていた拳四朗選手(WBC王者)と試合がしたい。自信はあります」とリング上で世界挑戦への意気込みを語った。

◇S・フライ級8回戦
岩井尚斗(森岡)[3-0(77-75、77-76×2)]浅海勝太(ハラダ)

◇60キロ8回戦
湯川翔太(江坂)[2-1(77-75、78-74、74-76]岡島広和(オール)

◇64.5キロ6回戦
岡田翔真(姫路木下)[負傷判定6回2分2秒負傷判定2-0(57-57、58-56、58-55)]嶋川雄哉(大星森垣)