村田諒太とW世界戦 V5王者の拳四朗も検診
リーチで挑戦者に劣るも「気にしない」
2019年7月9日 18時51分
2019年7月9日 14時04分
今週金曜日にゴングとなるWBA世界ミドル級タイトルマッチ(12日、エディオンアリーナ大阪)の予備検診が9日、東京・九段下のホテルグランドパレスで行われ、王者のロブ・ブラント(米)と前王者で挑戦者4位の村田諒太(帝拳)が顔をそろえた。
村田は3日の公開練習の際、スパーリングで相手の指が目に入ったそうで、右目を充血させていたが「問題ない」。5日にも3ラウンドのスパーリングをこなしてスパーを打ち上げ、「これよほど予定通りに練習をできたことはない」(浜田剛史代表)という順調ぶりで試合3日前を迎えた。
検診によると体格はほぼ互角。村田のほうがブラントより大きい印象があっただけにこれはすこし意外だったが、記者の質問を受けた村田は「ぼくのほうが身体はしっかりしているし、パワーもあると思う。測り方でいくらでも変わりますから」と気に留めなかった。
一方のブラントはこの日もリラックスモードで、「ありがちな表現になってしまうが、いままでで一番よく仕上がっている」と笑顔で絶好調宣言。「大切な試合なので(記者会見などの)一瞬、一瞬を楽しんでいる」と現状を表現した。
村田とブラントは昼の検診を終え、午後には東京を出発して大阪へ。10日に記者会見、11日に計量、12日にいよいよゴングだ。主な検診結果は以下の通り。
ブラント 村田
身 長 182.0cm 183.0cm
頸 周 39.0cm 40.0cm
胸 囲 103.0cm 99.0cm
リーチ 192.0cm 189.0cm
視 力 左1.2右1.5 左1.5右1.2
拳 左30.0cm右30.5cm 左27.0cm右28.5cm
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