明日20日（日本時間21日）ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで挙行されるWBAウェルター級タイトルマッチの計量が19日、同アリーナで行われ、WBA“スーパー”王者キース・サーマン（米）、同級“レギュラー”王者マニー・パッキャオ（フィリピン）とも146ポンド1/2（66.68キロ）を計測。リミット147ポンドを合格した。

“ワンタイム”サーマン（30）は「今回はマイ・タイム。明日の夜、私はチャンピオンで居続ける。マニー・パッキャオは私に何もできない」と計量後発言。対するパッキアオ（40）は「この試合で私は何かを証明したい。今回のキャンプはこれまでで最高なものの一つだった。コンディションはベストで明日の準備は万全だ」とコメント。静かな闘志をうかがわせた。

　試合発表後のオッズは微差ながらサーマン有利と出ていたが、最近になり逆転。アメリカ式の表記でパッキャオが－160、サーマンが＋130。およそ3-2でパッヤオ有利となっている。Photo by Stephanie Trapp, Fox Sports

　試合の模様は日本では21日午前11時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で生中継される。ゲストはWBA世界ミドル級王者に返り咲いた村田諒太（帝拳）。