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前ライト級統一王者カンボソス幸運な2-0判定勝ち 技巧派ヒューズに大苦戦

2023年7月23日 15時46分

 22日(日本時間23日)米オクラホマ州ショーニーでトップランクが主催したイベントのメインで行われたIBFライト級2位決定戦は、前同級統一王者ジョージ・カンボソス(豪州)が同級9位マキシ・ヒューズ(英)に2-0判定勝ちを収めた。カンボソスはヒューズが保持していたマイナータイトル、IBOライト級王座も獲得した。

カンボソス(右)はヒューズに苦しめられた

 ライト級4団体統一王者デビン・ヘイニー(米)との第2戦以来9ヵ月ぶりのリングとなるカンボソスはラスベガスのドン・ハウス・トレーナーとコンビを組んで再スタート。しかしサウスポーのヒューズは3回に左ボディーをねじ込むなど巧さを発揮。5回には左ストレートでカンボソスのヒザを揺らす。

 同じ5回に右マブタをカットしたカンボソスに6回、ヘッドバットが発生しヒューズが左目をカット。中盤挽回に努めたカンボソスがポイントを挽回したが、前IBFフェザー級王者ジョシュ・ウォーリントン(英)の父がチーフセコンドを務めるヒューズは9回あたりから再び攻勢をかけ、左アッパーなどをヒット。テクニシャンの相手に対し、カンボソスは最後まで波に乗れなかった。

 番狂わせの予感が漂ったが、公式スコアは114-114、117-111、115-113で豪州人が支持された。ちなみに中継したESPNのスコアは117-111でヒューズの勝ちだった。辛勝のカンボソス(30)は21勝10KO2敗。7連勝中だったヒューズ(33)は26勝5KO6敗2分。

デービスは8回にダウンを奪った

 セミに出場した東京五輪ライト級銀メダリスト、キーション・デービス(米=WBOライト級8位)は8回にダウンを奪い、元欧州ライト級王者フランチェスコ・パテラ(ベルギー)に準完封勝利。スコアは100-89×2に99-90の3-0。WBOインターコンチネンタル&WBC合衆国ライト級王座を守ったデービス(25)は9勝6KO無敗。パテラ(30)は28勝10KO4敗。Photos by Mikey Williams/Top Rank

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