パッキャオvsサーマンと同じリングで行われる世界タイトルマッチ、IBF･S･ミドル級戦は、V1戦となる王者カレブ・プラント（米）がリミットの168ポンド（76.20キロ）、挑戦者マイク・リー（米）が167ポンド（75.75キロ）で計量をクリアした。

　またセミ格のWBCウェルター級挑戦者決定戦は、3月に同級王者ショーン・ポーター（米）に2-1判定負けと善戦したヨルデニス・ウガス（キューバ））、相手の元WBCライト級王者オマール・フィゲロアJr（米）とも147ポンドをマーク。

　一方、PPVカードの最初で行われるバンタム級12回戦は、フアン・カルロス・パヤノ（ドミニカ共和国）が117ポンド1/2（53.30キロ）だったが、WBCバンタム級1位のルイス・ネリ（メキシコ）はリミット半ポンド超の118ポンド1/2（53.75キロ）を計測。ネバダ州コミッションから1時間の猶予が与えられた。

　ネリは昨年3月、山中慎介との再戦で計量失格、日本ボクシングコミッションから事実上の追放処分を受けておりヒヤリとしたが、1時間後にリミットで合格し、ことなきを得た。試合はネリの保持するWBCシルバー王座がかけられる。Photo by Stephanie Trapp, Fox Sports