明日12日（日本時間13日）ラスベガスのトーマス&マック・センターで挙行される2つの世界タイトルマッチなどの計量がウィン・ラスベガスのエコーシアターで11日行われ、タイトル戦出場4選手は無事クリアした。

　メインのWBO世界ウェルター級戦は、王者ティモシー・ブラッドリー（米）が146ポンド（66.22キロ）、挑戦者でWBO世界S･ライト級王者フアン・マヌエル・マルケス（メキシコ）が144.5ポンド（65.54キロ）と両者ともリミット147ポンドよりアンダーだった。

　またWBO世界フェザー級王座決定戦は前同級チャンピオンのオルランド・サリド（メキシコ）が126ポンド（57.15キロ）、ランク1位オルランド・クルス（プエルトリコ）は125.5ポンド（56.93キロ）。ゲイを告白したボクサーとして初の世界王者を目指すクルスは派手なブリーフ姿でハカリに乗り“らしさ”を強調した。

　一方、アマチュアボクサー最強からプロデビューするワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）は125ポンド（56.7キロ）、相手のホセ・ラミレス（メキシコ）は126.5ポンド（57.38キロ）と契約体重を半ポンドオーバー。2時間の猶予が与えられた。Photos/BoxingScene.com