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日本王者の奥本貴之ら看板選手が決意表明

西の名門 グリーンツダジムが株式会社化 
日本王者の奥本貴之ら看板選手が決意表明

2019年11月4日 0時08分

 グリーンツダジム(本石昌也会長)は3日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で「株式会社グリーンツダ設立、後援会発足記念パーティー」を開いた。同時にトリプルタイトルマッチ(12.8エディオンアリーナ大阪第二競技場)に出場する日本S・フライ級王者の奥本貴之、前日本ウエルター級王者、矢田良太、日本ユースS・バンタム級王者、下町俊貴の壮行会を開いた。

壮行会で決意表明する奥本、矢田(左)と下町(右)

 パーティーには国会議員、枚方市長、山下正人・西日本ボクシング協会長、後援者ら約300人が出席。社長に就いた本石会長はあいさつで「世界王者3人を輩出した名門のグリーンツダジムを引き継いで5年半が経過。選手たちの頑張りで世界戦の舞台も見えてきました。テレビ局との交渉、銀行との取引など世界戦の準備をスムーズに進めるためジムを株式会社組織にしました」と設立の経緯を説明。

 続いてジムをバックアップする後援会組織ができ、先代時代からジムを応援している榎並信也・南栄商事社長の後援会長就任を発表した。

 壮行会で壇上に立った奥本は「今回もしっかりKOで勝ちます」と中川健太(三迫)とのV4戦の決意を表明。IBF世界S・フライ級15位に顔をのぞかせており、来年の世界初挑戦への意気込みを示した。WBOアジアパシフイック・ウェルター王座決定戦で「九州のタイソン」別府優樹(櫛間・別府優樹)とのハードパンチャー対決に臨む矢田は「今日来てよかったなと言われる試合にします」と豪快な打ち合いでの勝利を公約した。

 ユース王座初防衛の下町は相手がまだ決まっていないが「もっと上を目指していきます」と成長ぶりをアピールすることを約束した。

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