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サンタクルスが4階級制覇 WBA・S・フェザー級獲得

2019年11月24日 14時57分

 ワイルダーvs.オルティス戦前座で行われたWBA世界S・フェザー級スーパー王座決定戦は、同フェザー級スーパー王者のレオ・サンタクルス(メキシコ)が同級2位ミゲール・フローレス(米)に3-0判定勝ち。スコアは117-110が2者、115-112。サンタクルスは4階級目のタイトルをゲットした。

 サンタクルスが身上のファイター・スタイルで序盤からポイントを集めた。顔をすっぽり覆うガードでフローレスのパンチを防ぎつつ、左ボディ、右ストレートで圧力をかける。いつもほどのラッシャーぶりではないが、それでも手数が違う。

 サンタクルスのプレッシャーを受けながらの戦いとなったフローレスは8回にホールドで減点。さらに点差を開かれたが、最後まで逆転の一打を打ち込むことはできなかった。10回にバッティングで左目上を切ったサンタクルスもそれ以上の無理は冒さず、フルラウンドの試合となった。

 サンタクルス(37勝19KO1敗1分)はIBFバンタム、WBC・S・バンタム、WBAフェザー(スーパー)に続くベルトを獲得。S・フェザー級初戦ということもあって慎重だったか。フェザー級あるいはS・フェザー級でWBC王者ゲイリー・ラッセル(米)と戦いたいという。フローレスは24勝12KO3敗。

 もうひとつの世界戦、WBA・S・バンタム級タイトルマッチは、正規王者ブランドン・フィゲロア(米)が体重超過のフリオ・セハ(メキシコ)と三者三様のドロー。同級レギュラー王座の初防衛に成功した。

 初回から左ボディでダメージを与えたフィゲロアだが、インファイトでは強打のセハも激しく応戦。こちらも左ボディ、右フックを返して試合はヒートアップした。

 フィゲロアはそれでも強気を貫いた。最後までスイッチを使いながら接近戦でセハと打ち合い、試合終了のゴング。スコアは115-113(フィゲロア)、116-112(セハ)、114-114だった。フィゲロアは21勝15KO無敗。元WBC同級暫定王者のセハは32勝28KO5敗。

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