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来年2月 ワイルダーとの再戦に向けて

フューリーが名将スチュワード氏の甥とタッグ 
来年2月 ワイルダーとの再戦に向けて

2019年12月17日 11時27分

 来年2月、WBCヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)との再戦が内定している元同級統一王者タイソン・フューリー(米)がチーフトレーナーをスイッチした。これまで受け持った同じ英国人のベン・デービソンに代わり、米国人のジャバン・ヒル・スチュワードが担当することになった。

苦戦した9月のヴァリン戦のフューリー

 自身より若い20代のデービソン・トレーナーとの別離に関してフューリーは具体的な理由を説明していない。しかし最新の9月のオト・ヴァリン(スウェーデン)戦で右目のカットで鮮血に染まり苦戦を強いられたのはトレーナーの責任という声もあった。今後も友人関係は継続していくという。

 新任のスチュワード氏(48)は米デトロイトのクロンク・ジムを主宰した伝説のトレーナー、エマヌエル・スチュワード氏(故人)の甥にあたる。おじの志を継ぎアドニス・スティーブンソン、アンソニー・ディレルらの王者を育てている。

 2010年にクロンク・ジムで修行したフューリーは両スチュワード氏と交流。今回その時の写真をツイッターで掲載。その縁で新トレーナーを務めることになったようだ。

 ワイルダーvs.フューリー2は2月22日に内定していると米メディアで報じられているが、試合地はまだ発表されていない。Photo/SUMIO YAMADA

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