自粛期間の真っただ中の4月18日に23歳の誕生日を迎えた丸田陽七太（森岡＝写真）はチャンピオンカーニバルで日本フェザー級王者佐川遼（三迫）へのチャレンジが決まっていたが試合は延期となった。

「後楽園ホールでの試合は4月から6月、また8月という話になり、いまは来年に延びると聞きました。無観客での試合となったら、ずっと僕を応援してくださっている皆さんに戦いを見てもらえないので、来年延期は歓迎です」

　179センチの長身、フットワークを生かしたクレバーなボクシングが世界を狙える駿馬として注目を浴びる。自粛期間は「家族以外のだれとも会わない2ヵ月。コンビニにも行かなかった」。言葉通り、他人に会わない夜中や早朝に自宅周辺を走り、仲間とZOOMを利用してオンライントレーニングに励んだ。

　試合は延びたとはいえ、佐川戦へのモチベーションは衰えない。「佐川選手はもう日本には相手がいないと言われているだけに、勝てば評価してもらえると思う。来年は飛び出したいので、もっともっと鍛えていきます」とどこまでも前向きだ。

　丸田のインタビュー全文は15日発売のボクシング･ビート7月号に掲載されています。https://amzn.to/3h9VxHM