元2階級王者ペドラサ登場 あすアメリカ再開第4弾
2020年6月18日 11時22分
2020年6月17日 16時00分
フロイド・メイウェザーの叔父で、現役時代はWBA・S・フェザー級とWBC・S・ライト級の王座を獲ったロジャー・メイウェザーが3月17日に亡くなった(享年58)。訃報に接しフロイドは指導を受けた叔父に感謝するとともに、彼に刺激されて自身もトレーナーの道を歩みたいと明かした。
手始めに甥を指導したフロイドは続いてWBCライト級正規王者デビン・ヘイニーとのジムワーク映像を発信した。さっそく大物タッグ締結かとも憶測されたが、これはデモンストレーションに過ぎず、ヘイニーは父ビルとのコンビを継続する意思を固めた。
“マネー”をその気にさせたロジャーのトレーナーの腕前は特筆すべきものがある。
ロジャーが引退後、本格的にトレーナー修行を行った話は聞かれない。もともと素質に恵まれていたのかもしれないが、やはり兄でフロイドの父、フロイド・シニアの存在は無視できないだろう。
息子のジュニアやオスカー・デラホーヤらをコーチしてすでに著名トレーナーの仲間入りをしていたフロイド・シニア。また弟のジェフ・メイウェザーもトレーナーとして名前を浸透させている。メイウェザー一家の“血筋”が自然とロジャーにミットを持たせたのだろう。
事実、フロイド・シニアとロジャーのミット打ちのパフォーマンスはよく似ている。スピーディーでリズミカル。まるでスピードボールを叩くようなタイミングでパンチが吸収されていく。フロイド・ジュニアと呼吸がぴったりと合い、観る者を虜にしてしまう。
「メイウェザーが信頼した叔父にしてトレーナー 元王者ロジャーの“腕の評判”」全文は発売中のボクシング・ビート7月号に掲載されています。ナチョ、ローチ、ルディら「海外著名トレーナーの現役時代」も。https://amzn.to/3h9VxHM
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