あす14日（日本時間15日）米ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで行われるはずだったWBO世界S･フェザー級タイトルマッチが延期となった。王者ジャメル・ヘリング（米）が新型コロナウイルスの検査で陽性となったため。

　ヘリングが挑戦者11位ジョナサン・オケンド（プエルトリコ）を迎え撃つ防衛戦は当初、7月2日にセットされていたが、ヘリングが新型コロナウイルスに感染したため延期に。その後ヘリングは回復し、試合は14日に再設定されたものの、またしても延期を余儀なくされた。

　ヘリングは6月22日の検査で陽性反応が出て治療に入り、症状が回復した7月3日の再検査では陰性だったため、今回の結果に「信じられない」とコメント。新たなスケジュールをできるだけ早く決めてほしいと望んだ。

　14日はトップランク主催の無観客試合。試合の模様はESPNで放送される。リオデジャネイロ五輪アメリカ代表のミカエラ・メイヤー（米）とヘレン・ジョセフ（ナイジェリア＝米）の女子10回戦がメインイベントとなる。