ドイツのマクデブルクで18日（日本時間19日）SESボクシングが主催するイベントを再開。メインでWBAヘビー級11位アジ・カバイェル（ドイツ）がエグベニオス・ラザリディス（ギリシャ）に10回判定勝ち。無敗のカバイェル（27）は空位だったWBAヘビー級コンチネンタル王座を獲得した。

　イベントはマクデブルクのエルバウ公園で開催され、野外にリングを設置して行われた。観客を入場させて行われ、約1000枚のチケットは売り切れたという。

　メインの試合はドイツ期待のカバイェルが前半から積極的に仕掛けてリード。7回には左ボディー、右アッパーで追い詰める。ラザリディスはスタミナ切れでロープを背にする場面が続出。しかし体格差を利用して決定打を吸収。終了ゴングにこぎ着けた。

　公式スコアは100-90、99-91、98-92の3-0でカバイェルの勝利。戦績を20勝13KO無敗とした。ドイツ在住のラザリディス（32）は16勝10KO3敗。