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バルデス最終回TKO勝ち ベルチェルト挑戦に弾み

2020年7月22日 14時39分

 ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで21日(日本時間22日)、元WBOフェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ=米)がメインに出場。S・フェザー級10回戦でジェイソン・ベレス(プエルトリコ=WBA10位)に最終10回2分23秒TKO勝ち。WBC・S・フェザー級王者ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)挑戦へのハードルをクリアした。

バルデス(右)は2階級制覇に前進した

 すでにS・フェザー級でWBC1位、WBO2位にランクされるバルデス(29)に対しベレス(32)は手数で対抗。3回あたりからバルデスは左目尻を腫らす。苦戦の様相も呈したが、5回終了間際、バルデスは左フックを命中させてベレスをキャンバスへ送る。

 バルデスはその後もヒットを奪ってリード。しかしこれまで6敗ながらストップ負けなしのベレスは7回、ボディー連打を浴びせて反撃。バルデスの強打をかわすスキルも披露する。

 だが9回、プエルトリコ人は低打で減点1。最終回、左フックを見舞ったバルデスは同じパンチで2度目のダウンを奪う。カウント後、追撃でベレスが崩れるとトニー・ウィークス主審が試合を止めた。

 S・フェザー級転向2戦目のバルデスは28勝22KO無敗。ベレスは29勝21KO7敗1分。

 トップランク社主催でスタートした無観客試合はこの日で13回目(メキシコのナバレッテ&ベルチェルト戦を入れると15回目)。ひとまず今回のシリーズは終了し、8月中旬から新シリーズが始まる予定になっている。Photo: Mikey Williams / Top Rank

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