“アンタッチャブル2世”川浦龍生が8連勝
日本S・フライ級5位 日本タイトル「いつでもいく」
2020年10月19日 20時38分
2020年10月19日 17時17分
WBA・L・フライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が19日、東京・五反田のジムで公開練習を行った。京口は11月3日、大阪市住之江区のインテックス大阪でタノンサック・シムシー(タイ=グリーンツダ)を挑戦者に迎えて3度目の防衛戦を行う。
京口にとっては昨年9月、大阪で久田哲也(ハラダ)を退けて以来、およそ1年1ヶ月ぶりの防衛戦。この間、新型コロナウイルスの影響であらゆるスポーツが停滞を余儀なくされる中、京口は限られた状況で「できることをやろう」と前を向いて取り組んできた。
「できること」の柱となったのが昨年11月に初めた自信のYouTubeチャンネルだ。他の格闘技選手とのコラボを含めてコロナの世相にあっても積極的に話題を提供し、1年弱で登録者数は13万9000人に達した。
京口は「YouTubeを使ってセルフプロデュースじゃないけど力を入れてやってきた。ボクシングの中で存在感を示すことができていると思う。(これまでのようにボクサーは)テレビ頼みで自分をプロデュースしないのはダメだと思った」と新たな取り組みに手応えを感じている。
今回はその自身のチャンネルで試合を生中継(11.3午後8時ゴング)する。YouTubeで世界タイトルマッチがライブ中継されるのは国内初であり、さらには世の中がコロナショックから抜け出せない中で、他のスポーツに先駆けて外国人選手を海外から招へいしてイベントを行う意味でも注目される。
「まだ国内で(スポーツイベントが)満足にできない中で、世界タイトルマッチをやらせてもらえるのはうれしい。だからこそ求められているものがあるので、みなさんの期待に応えられるような試合にしたい」(京口)。
対戦相手のタノンサックはグリーンツダジムとプロモート契約を結ぶ20歳の新鋭で14勝12KOの戦績が示すように若さと勢いが売り。同じ試合数で14勝9KOの京口は「同じ14戦でもその濃さ、キャリアに差がある」、「チャンスがあれば(KOを)狙っていくけど、一番は完勝したいです」と決意表明した。
この日は東福岡高、近大出身でプロテスト前の吉田京太郎と2ラウンドのスパーリングをメディアに公開。ジャブと右ストレートを中心にキビキビとした動きで仕上がりのよさをアピールした。
2024年9月12日 13時40分
2024年9月12日 12時27分
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