ロマゴン、リナレス、粟生が快勝
2013年11月10日 16時59分
2013年11月10日 15時41分
“フィリピーノ・フラッシュ”がカムバック。昨年2012年のMVP、前WBO世界S・バンタム級王者ノニト・ドネア(比)が9日(日本時間10日)米テキサス州コーパスクリスティで、“レイジングブル”ことビック・ダルチニアン(アルメニア=豪州)に9回TKO勝ち。4月ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)との統一戦に敗れて以来のリングを飾った。
6年前、フライ級王者時代のダルチニアンをKOして台頭したドネア。2回、ダメージングブローを叩き込んで優勢。しかしリベンジを目指すサウスポー、ダルニチアンはドネアの強打を警戒しながら左の的中率をアップ。中盤ポイントを拮抗させる。迎えた9回、前がかりのダルチニアンにドネアの左カウンターが炸裂。追撃の左でダルチニアンは頭からダウン。深刻なダメージを被ったアルメニア人はコーナーで連打を浴び、ストップされた。TKOタイムは2分6秒。8回までのスコアは2者が78-74でダルチニアンがリード。もう1人は76-76のイーブンだった。
オフの間に誕生した長男をリングに上げて再起を喜んだドネアは途中でホオを負傷したことを告白。この試合はフェザー級リミットだったが、リゴンドウへのリベンジを誓っていた。Photo/TopRank
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