明日13日後楽園ホールでゴングとなるWBA女子世界S･フライ級タイトルマッチの調印式と計量が12日、後楽園ホールで行われ、チャンピオンの山口直子（白井・具志堅S）が52.1キロ、挑戦者で同級2位の藤岡奈穂子（竹原&畑山）が51.8キロでパスした。

　前WBC女子世界ミニフライ級王者の藤岡を迎え撃つ山口は「相手はチャンピオンなので今までの試合とは違う。盛り上がる試合にしたいので打ち合っていきたい」と宣戦布告。アマ、プロを通じて日本人に負けたことがないという藤岡撃破に意気込んだ。

　3階級上げて山口に挑む藤岡は「注目されているし特別な感じはある。本当に盛り上げたい一心。みなさんの期待にこたえるようなファイトがしたい」とこちらも言葉に力を込めた。

　日本女子ボクシング最高の好カードということもあり、当日は協栄ジムに移籍が決まったモデルボクサー高野人母美がラウンドガールを務めることが急きょ決定。また、試合の模様はユーストリーム（具志堅チャンネル）でライブ配信される。配信は第4試合から。