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マルティネス復帰は来年 TVで重要発言も

2013年6月21日 12時16分

 WBC世界ミドル級チャンピオン、セルヒオ“マラビージャ”マルティネス(アルゼンチン)は現在、母国に滞在中。4月のマーティン・マーレイ(英)戦で負傷した左拳の治療に務めながら休養生活を送っている。

 
試合直後のマルティネス

ブエノスアイレスからの報道で、左手の負傷は試合の2ラウンドに発生。フルラウンド戦い抜き3-0判定勝利を得たマルティネスだが、手首を複雑骨折したという。そのためリング復帰には時間が必要で「来年3月か4月になる」と本人は言っている。米国テレビHBOとの契約が2試合あり、マルティネスはミゲール・コットとチャベスJr(再戦)を対戦候補に挙げる。

 マルティネスは最近、地元TV、チャンネル9の番組に出演。そこで注目すべき発言が2つあった。ひとつはマーレイ戦の10ラウンドに発生したダウンシーン。主審はスリップと判断してカウントを数えず論議を醸し出した。

 この場面に関してマルティネスは「正当なパンチによるもので、レフェリーはカウントを適用すべきだった」と明言。判定を覆しかねない発言だが、「(別の場面で)主審はマーレイに減点を科すべきだった」とも。もし2度目のノックダウンが適用されていてもスコアはドローに終わっていた。

 もうひとつは、このオフを利用して政界進出のプランがあることを明かした。有力政党の候補者として、2001年にスペインへ移住するまで住んでいた大ブエノスアイレス圏南部の選挙区で立候補する可能性があるという。

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