4月28日に後楽園ホールの「SLUGGEST19&DANGAN239」で予定されていたS･バンタム級10回戦、小國以載（角海老宝石＝写真左）vs.和氣慎吾（FLARE山上＝同右）の好カードがキャンセルとなった。小國が練習中に右拳を負傷したため。

　両者は13年3月にOPBFタイトルをかけて対戦し、その時は和氣が10回終了TKO勝ちで小國からタイトルを奪っている。その後、小國はIBF王者となり、和氣も世界挑戦をし、また互いに痛い敗戦を喫しつつS・バンタム級のトップ戦線で活躍。

　現在はWBA4位につける小國に対し、和氣もWBC15傑入りしている。今回、8年ぶりのリマッチはベテラン同士による世界再進出をかけたサバイバル戦としてもファンの注目を集めていた。

　小國はまずは手術をして完治を目指す方針。主催の角海老宝石ジムによると、当日は新たにメインカードを模索中とのことだ。