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輪島功一と2度世界戦 “ショットガン”アルバラード死す

2021年3月4日 15時43分

 日本で輪島功一2度、龍反町とも戦った元世界J・ミドル級王者オスカー“ショットガン”アルバラード氏が先月17日、居住する米テキサス州ウーバルデの看護施設で亡くなっていた。72歳だった。最近、肺炎のため入院することが多かったという。息子のオスカー・アルバラードJr氏が地元紙に報告。一部の米国メディアが報じた。

1975年1月 輪島×アルバラード第2戦

 テキサス州ペコス出身のアルバラード氏は1966年プロデビュー。74年6月、プロ55戦目で世界王者の輪島に挑戦。最終15ラウンドKO勝ちでタイトルを獲得した。

 同年10月、反町の挑戦を7回TKO勝ちで撃退し初防衛に成功した。しかし翌年1月、輪島との再戦で15回3-0判定負け。当時はロサンゼルス在住の日本人マネジャー、ノリ隆谷氏がマネジャーを務めていた。

 しばらくリングを去った後、80年に復帰。82年4月のアユブ・カルレ戦がラストファイトになった。生涯戦績は57勝43KO13敗1分。

 ジュニア氏によると現役時代アルバラード氏は激闘型だったため引退後ダメージを引きずり、長い間ウーバルデの町でホームレス生活を送ったこともあったという。

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