L・ヘビー級統一王者 ベテルビエフ出陣 今週末デインズと防衛戦
2021年3月16日 10時20分
2021年3月16日 10時04分
ヘビー級の頂上対決、IBF・WBAスーパー・WBO統一王者アンソニー・ジョシュア(英=写真右)とWBC王者タイソン・フューリー(英=同左)の統一戦が合意に向かった。15日、ジョシュアのプロモーター、マッチルーム・ボクシングのトップ、エディ・ハーン氏がESPNのマーク・クリーゲル氏に語ったもの。その後、各メディアが報じた。
それによると両者は先週土曜日13日に書類にサインを交わした。立ち会ったのはマッチルーム・ボクシングと、フューリーの米国のプロモーターであるトップランク、同じく英国のプロモーター、クイーンズベリー、そしてフューリーのマネージメント会社MTK。今年中に2試合行う契約で、第1戦は6月か7月、第2戦は11月か12月となっている。
ハーン氏によると「会場は来月正式に発表される」とのこと。すでに8、9ヵ所が候補に挙がっており、内訳は中東、アジア、東欧、米国。第1戦はコロナパンデミックの影響から中東開催が有力だという。また初戦の報酬は50-50で第2戦は初戦の勝者が60、敗者が40になる。最後にヘビー級の“比類なき”王者に就いたのは同じ英国人のレノックス・ルイスだった。
最近この統一戦の交渉は行き詰まっているとも言われ、フューリーは「交渉が進展するまでトレーニングを中止してビールをたくさん飲む」などとメディアに発言していたが、これにより臨戦態勢に入りそうだ。
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