DANGANは17日、日本バンタム級王座決定戦を5月23日、墨田区総合体育館で行うと発表した。ランキング1位の澤田京介（JB SPORTS）と同2位の定常育郎（T&T）が空位の王座を争う。

　日本バンタム級王座は、王者だった鈴木悠介が昨年4月、指名挑戦者の澤田と対戦する予定だったが、新型コロナウイルスの影響により延期。ところが鈴木が目のけがを理由に今年に入って引退を表明、王座返上となったため澤田と定常による決定戦となった。

　2013年にプロデビューした澤田（14勝6KO2敗1分）は19年の最強挑戦者決定戦に勝利して挑戦権を獲得。およそ1年半ぶりの試合で日本王座獲得を目指す。2015年デビューのサウスポー定常（11勝4KO4敗3分）も20年1月以来の試合となる。

　アマチュア出身でB級デビューながら2連敗スタートからのし上がった33歳の澤田か。18歳になる目前にデビューしてキャリアを積み上げた23歳の定常か。ともに初の日本タイトルマッチとなる。

　DANGANは5月22日、23日（2部興行）と2日間で3興行を行う。22日のメインは日本&WBOアジアパシフィックS･フライ級タイトルマッチで、王者の福永亮次（角海老宝石）が藤井貴博（金子）の挑戦を受ける。