畑中ジムがJBCに質問状 井岡一翔のドーピング違反疑惑騒動で
2021年5月1日 20時41分
2021年5月1日 12時45分
先月ポーランドで開催されたAIBA世界ユース選手権ライト級で優勝、大会最優秀選手にも選ばれた堤麗斗(東洋大1年)が1日、オンラインで記者会見を開き、優勝の報告と今後の決意を語った。
2019年にフライ級で優勝した兄の駿斗(東洋大4年)に続き、日本選手2人目となる世界ユース選手権優勝をはたした堤。会見ではまず「初戦から決勝まで練習してきたことが出せた。いろいろなタイプの選手と交わることができた」と喜びのコメント。重視してきたディフェンス練習がいきたとも明かした。
特に「ずっと前からやりたかった」というキューバのヤディエル・モンテロ・エレラと対戦した準決勝では「キューバ選手対策をしてきて、1ラウンド目を支配できたのが大きかった」と振り返った。エレラを接近戦に引きずり込み、持ち味を十分に発揮しての勝利。接戦となった決勝に課題を残したというものの、多くの収穫を得ることができたようだ。
新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックの世界最終予選がなくなり、兄駿斗は目標としていたオリンピック出場の道が断たれた。「ここで負けたら堤家がダメだと思われてしまう」と奮起した弟はプロのバンタム級2冠王者として活躍する井上尚弥のもとに出向いてスパーリングを行った。
2日間のスパーリングで得たものは大きく、「今まで経験したことのない“圧”を経験できた。尚弥さんのプレッシャーを経験したから余裕を持って試合ができたかなと思う」と“モンスター効果”も優勝に役立ったと実感している。
今大会は日本代表スタッフがポーランドに入ってから新型コロナウイルスに感染したことが判明し、エントリーした9選手のうち5選手が出場を見合わせるアクシデントに見舞われた。すでに初戦を終え、勝ち残っていたため出場できた堤は「みんな辛い思いを見せずに応援してくれた。期待にこたえたいと思った」とも。精神的にも成長を遂げる大会になったと言えそうだ。
今後は2024年にパリで開催されるオリンピックが最大の目標となるが、その前に世界選手権で駿斗とともに兄弟で世界選手権優勝というテーマを掲げる。「これからエリートでの戦になれば、高校を出たばかりと大人では体に差がある。そこをどう埋めていけるかが課題」と堤。目標に向かってさらなる精進を誓った。
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