東京オリンピックボクシング競技の女子フェザー級2回戦が26日、両国国技館で行われ、入江聖奈（日本体育大学＝写真）がフルド・ヒルミエプムーラヒ（チュニジア）に5-0判定勝ちし、ベスト8進出を決めた。3位決定戦がないため、28日に予定される準々決勝に勝てばメダルが確定する。

　入江は中に入ってこようとするサウスポーのチュニジア人に対し、足をよく動かしてジャブ、ワンツー主体のボクシングで対処。1、2回でポイントを獲得し、3回は攻め込まれるシーンもあってポイントが割れたものの、自分のボクシングを貫いて勝利した。

　あす27日の日本勢は、男子ウェルター級の岡澤セオン（INSPA）が登場。2回戦でロニエル・イグレシアス（キューバ）と対戦する。イグレシアスは北京五輪L･ウェルター級銅メダル、ロンドン五輪同級金メダル、リオ五輪ウェルター級ベスト8のベテラン。