大みそかにWBC世界S･フェザー級チャンピオン三浦隆司（帝拳）へ挑むメキシカン、ダンテ“クレージー”ハルドンが現地メディアに意気込みを語った。ハルドン（24勝20KO3敗）は現在、メキシコシティのヌエボホルダン・ジムで、マヌエル・ロペス・トレーナーと決戦への準備を進めている。

　クリスマスがある年末は一般的にメキシコ人ボクサーにとり、あまり好ましいシーズンではないが、ハルドンは別。「ハードな練習をこなしている。世界チャンピオンになるためにはホリデーシーズンも関係ない。私は夢を実現させたい。ハードワークがチャンスを広げる。これを無駄にしたくない」

　また三浦に関しては「ベリーグッド。彼は2人のメキシカン（ガマリエル・ディアスとセルヒオ・トンプソン）を破っている。左がパワフル。でも三浦は無敵ではない。この試合は素晴らしいファイトになると思っている」と自慢の強打に夢を託す。

　また同じリングに登場予定の同胞カルロス・クアドラス（WBC･S･フライ級1位）に言及。「試合日、我々2人がナイスな試合を披露し、メキシコへの新年の祝賀になればうれしい」と締めくくった。