WBAスーパー&IBFミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）が12日、都内でスポーツ庁の室伏広治長官と対面。トレーニング談義に花を咲かせた。ゴロフキンは9日、村田諒太（帝拳）との2団体統一戦に勝利。試合後に束の間の日本滞在を楽しんでいた。

　帝拳ジムによると、今回の対面は室伏長官の希望で実現し、室伏長官がゴロフキンの宿泊先に出向く形となった。室伏長官が語る独自のトレーニングメニューに、ゴロフキンは熱心に耳を傾けていたという。

　室伏長官は陸上競技ハンマー投げの選手で、2004年のアテネ五輪金メダリスト。ゴロフキンはアテネ五輪のボクシング競技のミドル級銀メダリストで、そういった縁もあって今回の対面が実現した。