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「ゴロフキンはカネロに勝てる」 殿堂入り元世界王者サラゴサ氏が第3戦に熱視線

2022年4月14日 12時47分

 日本で9日、村田諒太(帝拳)に9回TKO勝ちでIBFミドル級王座を防衛、WBAスーパー王座を統一したゲンナジー・ゴロフキン(カザキスタン)にメキシコの殿堂入り元世界王者ダニエル・サラゴサ氏が言及。9月に第3戦の実現が期待されるサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との第3戦にコメントした。メキシコのボクシング専門サイト、イスキエルダッソ・ドットコムが伝えた。

村田に勝利したゴロフキン

 記事でサラゴサ氏(元WBC・S・バンタム級王者)は「ゴロフキンのパフォーマンスに感動した。日本人(村田)を圧倒した」と発言。「力が衰えたなどと言われていたけど批判を言ったらキリがない。日本のリングで勝つことは非常に難しいことだ」と自身が日本で辰吉丈一郎と2度、さらに原田剛志と対戦した体験を踏まえてGGGを称賛した。

 そして「ゴロフキンは40歳になったけど、まだまだ健在。もちろんカネロに勝てる能力を持っている。カネロが5月の試合(ディミトリ・ビボル戦)をクリアすれば9月が楽しみ。これまでの2戦と同じく好ファイトになるだろう」とS・ミドル級で対戦が待望される両者の第3戦に期待する。

 サラゴサ氏(64歳)は97年のエリク・モラレス戦を最後に引退。メキシコシティで夫人と恵まれた暮らしを送っており、息子、娘たちも米国の大学を卒業し社会人として成長している。トレーナーをしている時期もあったが、最近ではメキシコボクシングのご意見番的な存在になっている。

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