チャガエフvsオケンド、あすWBAヘビー級正規王座戦
2014年7月6日 17時55分
2014年7月6日 14時34分
あす7日後楽園ホールでゴングとなるWBA女子世界S・フライ級タイトルマッチの調印式と計量が6日、日本ボクシングコミッションで行われ、王者の藤岡奈穂子(38=竹原&畑山)と同級4位の川西友子(27=大阪帝拳)はともにリミットの52.1キロでクリアした。
昨年11月、一気に3階級クラスを上げて山口直子(白井・具志堅S)を下し2階級制覇を達成した藤岡。今回は身長が12センチ高い川西が相手となるが「自分はS・フライ級では小さいけど、そこを克服するように練習してきた。体重も増えている」とS・フライ級仕様の体に仕上がったことを強調。女子ボクシング界の第一人者としてしっかり初防衛を達成すると決意表明した。
対する川西は170センチの長身から強打を打ち下ろす西のホープ。「藤岡さんはキャリアだけじゃなく、パワー、スピード、回転力と、総合的に素晴らしい選手」とチャンピオンを最大限にリスペクトしながらも「体格差は最大限に生かして戦いたい」と打倒藤岡に闘志を燃やした。
藤岡は11勝利6KOでいまだ無敗。これまでの戦いからも優位は動かないが、9勝4KO1敗の川西は、キャリアでは王者に劣るものの、関係者の間で評判の高い選手だ。藤岡陣営の畑山隆則マネジャーが「山口選手以上に厳しい相手だと考えている」と警戒したのも、まんざらリップサービスではないだろう。
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