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バトラーとスルタンのWBOバンタム級暫定王座決定戦承認 カシメロは試合できず

2022年4月20日 15時58分

 22日(日本時間23日)イギリスのリバプールで行われる予定だったWBOバンタム級タイトルマッチは、王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)がBBBtoC(英国ボクシング管理委員会)の定めるルールに違反したとして出場できず、挑戦者ポール・バトラー(英)と同級4位ジョナス・スルタン(フィリピン)が暫定王座決定戦を行うことになった。

 カシメロはBBBtoCの定める健康管理ルールで、試合直前に減量のためサウナを利用したことがとがめられたもの。WBOはバトラーとスルタンによる暫定王座決定戦を承認すると同時に、カシメロ陣営に対して48時間以内に事情を説明するよう求めた。

 カシメロは昨年12月、ドバイで行われる予定だったバトラーとの防衛戦で、ウイルス性胃腸炎を理由に計量を棄権。WBOはカシメロ陣営の主張を認め、王座はく奪を見送ったが、「次はない」との態度を示しており、カシメロは厳しい状況に追い込まれた。

 バトラー(33=33勝15KO2敗)は元IBFバンタム級王者。昨年12月、カシメロ欠場のあとにWBOが暫定王座決定戦を認めながらこれを拒否した経緯がある。

 ピンチヒッターに指名されたスルタン(31=18勝11KO5敗)は試合が確定すれば18年5月、IBF・S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に挑戦して敗れて以来の世界戦。17年9月のノンタイトル戦でカシメロに判定勝ちしたキャリアを持つ。

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