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強打のバルデスが頭脳戦? スティーブンソンとのS・フェザー級統一戦迫る

2022年4月29日 12時19分

 間近に迫ったS・フェザー級統一戦、WBC王者オスカル・バルデス(メキシコ)vs.WBO王者シャクール・スティーブンソン(米)の最終会見が28日行われた。注目の対決はあさって30日(日本時間1日)ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでゴングが鳴る。

強打のバルデス(左)と技巧のスティーブンソンが激突

 2代前のWBOフェザー級王者で2階級制覇に成功したバルデス(30勝23KO無敗)は2度目の防衛戦。エディ・レイノソ・トレーナーの下、カネロ・アルバレスとともに調整を図った。

 パーフェクトなタイミングで130ポンド(S・フェザー級)のベストを証明する一戦に臨める。土曜日リングで全力を尽くす」とWBC王者は宣言。試合を中継するESPNの関係者の中には「オスカルはホットな打撃戦ではなく、チェスマッチ(頭脳戦)の準備をしている」とツイートする者もいる。

 一方、前WBOフェザー級王者のスティーブンソン(17勝9KO無敗)は同級当時からバルデスを追跡。暫定王者を経て、ジャメル・へリングをストップして正規王者に君臨。「彼はトリックを仕掛け、アウトボクシングでテクニカルな攻防に持ち込む作戦かもしれない。でも私はワナにはハマらない。オスカルがフックを振り回し、プレッシャーをかける姿を想定している」と“本来の”バルデスを頭に描いている。

 17年4月、バルデスのフェザー級王座防衛戦のリングでスティーブンソンがプロデビューした過去もあり、無敗同士の統一戦は目が離せない展開が待っている。フェイスオフでは言葉を交わした後、お互いのベルトに触れ、けん制し合う場面があった。Photo by Mikey Williams / TopRank

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