清原・三鷹市長（左）と小関

　ＷＢＣ女子アトム級チャンピオンの小関桃（青木）が19日、東京都三鷹市の清原慶子市長を表敬訪問。３月３日のひな祭りに国内女子世界王者として前人未到のＶ10を達成した報告をした。

　小関は三鷹市職員の父親を持ち、生まれてこのかた三鷹以外には住んだことがないという生粋の“三鷹人”。現在も市内にある野川公園でロードワークをするなど縁が深く、Ｖ１達成以来２度目の表敬訪問が実現した。

　清原市長は「そのきゃしゃな身体でさりげなく10回も防衛してしまうのだから素晴らしい。三鷹市民の代表として小関選手が活躍していることを誇りに思う」とチャンピオンにエールを送った。激励を受けた小関は「階段を上ってきてもう後戻りはできない。いけるところまでがんばりたい」と抱負を語った。

　小関の次戦は現在のところ未定。海外から試合の話がきているほか、母校である日本女子体育大で防衛戦を開催するというアイデアもある。