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袴田事件裁判で証人尋問を実施

2013年5月24日 19時10分

 元プロボクサーの死刑囚、袴田巌さんが47年にわたって無罪を訴え続けている強盗殺人放火事件の裁判で、静岡地裁は24日、犯行着衣とされる「5点の衣類」に関する証人尋問を実施した。

 
若き日の袴田さん。現在は77歳

この衣類は1966年の事件発生から1年2ヵ月後に、みそ製造工場のみそタンクの底から発見された。裁判も進んでいた時期にいきなり新しい証拠が発見されたことで、当初から不自然さが指摘されていた。しかし、これまでの裁判では、袴田さんがこの衣類を着て4人を殺害し、犯行後にみそタンクの中に衣類を捨てた─ということになっている。

 現在行われている第2次再審請求で弁護側は、この衣類を「警察のねつ造」と主張し、それを立証するために、衣類のみそ漬け実験を行って、報告書を裁判所に提出していた。

 実験によれば、1年以上みそに漬かった衣類はもとの色がまったく分からないほど黒く変色し、たとえ血がついていても肉眼で確認することはできない。ところが証拠として提出されている衣類は変色が少なく、犯行時に浴びたとされる返り血がたくさんついている。よってこの衣類はねつ造だ─というのが弁護側の主張だ。この日の裁判では、実験を手掛けた山崎俊樹氏が実験の内容を詳しく説明した。

 昨年は「5点の衣類」に付着した血液のDNA鑑定が実施され、弁護側推薦の鑑定人は、被害者のDNAや袴田さんのDNAは検出されなかったという結果を出している。次回は6月28日、袴田さんが使っていたとされるベルトについての検証が行われる予定。

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