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S・ウェルター級4団体王者チャーロ 豪州の星“2世ボクサー”チュー戦 1.28ラスベガスに決定

2022年12月9日 9時52分

 内定のニュースが流れていたS・ウェルター級統一王者ジャーメル・チャーロ(米)vs.挑戦者WBO1位ティム・チュー(豪州)のタイトルマッチが1月28日、ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノのミケロブ・ウルトラ・アリーナで開催されることが正式に決まった。8日、主催のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と中継するショータイムが発表した。

 チャーロ(35勝19KO1敗1分)はWBC王座を獲得後、トニー・ハリソン(米)にベルトを明け渡したが奪回すると、ジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)を倒してIBF&WBAスーパー王座を吸収。今年5月、WBO王者ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)をストップして全ベルトを統一した。

 注目の試合が決まり、「ティム・チューは若く、ハングリーでアグレッシブな選手だ。でも私はパウンド・フォー・パウンドにも入るグレート。比類なきチャンピオンの実力を披露する」と自信のコメントを発した。

 一方、殿堂入りのS・ライト級名王者コンスタンチン・チューの長男チャー(21勝15KO無敗)は「ジャーメルはグレートでクレバーな選手。比類なき業績を残してきた。でも彼の時間は終わりを告げている。世界にショックを与える」と親子世界王者に意欲満々。豪州とタイでキャンプを敢行し、すでに米国入りして調整を図っている。これまで複数の地域タイトルをコレクションし「キャリア最高のコンディションに仕上げてリングに上がる」と語っている。

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