WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の佐々木尽（八王子中屋）と日本フェザー級12位の渡邊海（ライオンズ）のラスベガス合宿の模様が八王子中屋ジムより届いた。

　7月8日の八王子市エスフォルタアリーナ「第45回ファイティング・スピリット・シリーズ」に出場する両選手は5月4日からラスベガスでスパーリング合宿に入っている。佐々木はこれまでにWBAミドル級王者エリスランディ・ララ（キューバ）、元ウェルター級世界王者フェルナンド・バルガス氏の長男バルガスJr（米＝8戦8KO勝）、17年世界選手権銅メダリストのフリューディス・ロハス（米＝10戦10KO勝）らと拳を交えた。

　渡邊はバルガス氏の次男アマド（米＝6勝2KO）、IBFフェザー級王者ルイス・ロペス・バルガス（メキシコ）らとスパー。2人とも日本では味わえない経験を重ねているという。両選手は21日まで現地に滞在し、20日にMGMグランドで開催されるライト級4団体統一戦、デビン・ヘイニーvs.ワシル・ロマチェンコ、WBO･S･フライ級王座決定戦の中谷潤人（M.T）vs.アンドリュー・モロニー（豪）を観戦してから帰国する。

　また、7月8日に行われる佐々木と星大翔（角海老宝石）の試合がWBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチとして正式に承認されたことも発表された。渡邊の相手はまだ明らかにされていない。写真＝八王子中屋ジム提供