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内藤が8回終了TKOで新王者に、日本S・フェザー級戦

2014年2月10日 20時48分

 日本S・フェザー級王座決定戦が10日、後楽園ホールで行われ、同級1位の内藤律樹(22=E&Jカシアス)が2位の松崎博保(31=協栄)を8回終了TKOで下し、デビュー9戦目でタイトルを獲得した。松崎は3度目のタイトル挑戦も実らなかった。決定戦は前王者金子大樹(横浜光)のタイトル返上によるもの。

内藤が日本S・フェザー級新王者に(ボクシングニュース)
松崎に右フックを決める内藤

 内藤の圧勝だった。内藤は初回から動きが軽快で、右フックなどで試合をコントロール。松崎は内藤のスピードについていけない印象だ。

 内藤は3回に左ストレートを決めて、松崎を下がらせると一気にラッシュ。しかしここは詰め切れない。同じような場面を5、7回にも作ったが、3度目の正直に燃える松崎の粘りにあった。

 前に出て距離をつぶしたい松崎だったが、内藤のフットワークと巧みなボディーワークの前に攻撃は機能せず、内藤の多彩なパンチをコツコツと浴び続けるばかり。8回が終わったところでセコンドが棄権を申し出た。

 父のカシアス内藤会長と親子2代でチャンピオンになった内藤は9勝5KO無敗。敗れた松崎は22勝11KO7敗2分。

竹中が東洋3位下す(ボクシングニュース)
竹中(左)は東洋3位から勝利

◇S・フェザー級8回戦
竹中良(三迫)[3-0(77-75、78-74、79-74)]レネ・ベストゥディオ(比)
 元日本ランカーの竹中はOPBF同級3位のベストゥディオと対戦。ランク獲りを狙う竹中は比人のビッグショットをもらわないようしっかりブロックしながら、ボディブローを軸に試合を組み立てた。よく動く竹中にベストゥディオは攻め手を欠き、山場はなかったものの竹中が文句なしの判定勝利を手にした。

◇65kg契約8回戦
島村国伸(ワタナベ)[3回35秒負傷引き分け]尹文鉉(ドリーム)
 日本S・ライト級10位の島村と日本ウェルター級6位の尹が激突。サウスポー島村が初回、左ストレート、右アッパーのコンビネーションをヒットさせてポイントを獲得。対する尹も2回に左フックや右ストレートをあてて試合は拮抗するかに思えた。しかし3回開始早々ドクターチェックが入り、1回に偶然のバッティングによる尹の右目上部の傷が原因で試合終了。

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