2014年3月1日土曜日

柴田がミドル級王座統一、中川を判定で下す

 OPBF東洋太平洋・日本ミドル級タイトル統一戦が1日、後楽園ホールで行われ、OPBF王者の柴田明雄(32=ワタナベ)が日本王者の中川大資(36=帝拳)を3-0判定で下してベルトを統一した。スコアは115-113、116-113、117-111。柴田はOPBFタイトルの初防衛に成功。中川は初防衛に失敗した。

柴田がミドル級王座統一(ボクシングニュース)

柴田は足を動かしながらパンチをヒットさせた

 両者は1年9ヵ月前、日本S・ウェルター級タイトルマッチで対戦し、挑戦者の柴田が王者の中川を3-0判定で下して勝利。今回は再戦であると同時に、柴田にとっては昨年8月、村田諒太(三迫)に2回TKOで敗れて以来の再起戦となった。

 試合は柴田が先制。距離を保ちながら中川の左の引き際を狙って右ストレートをクリーンヒット。柴田は3回から持ち味のフットワークを機能させ、ジャブと右ストレートで中盤まで試合を優位に進めた。8回を終わってのスコアは78-74が2者、77-76が1者でいずれも柴田を支持した。

 あとのない中川は9回に出た。右ストレート、ボディ攻撃で柴田に襲い掛かると、柴田の動きがたちまち鈍る。打ち合いに巻き込まれた柴田はこのピンチを何とかしのぐと、10回からは再びアウトボクシングを機能させ、粘る中川を振り切った。

好調の西田は淵上も下す

◇ミドル級挑戦者決定戦8回戦
西田光(川崎新田)[3-0(77-76、77-75、78-75)]淵上誠(八王子中屋)
 元OPBF王者で日本4位の淵上は昨年5月、柴田にタイトルを奪われて以来となる再起戦。上り調子の日本5位西田が頭を振りながら前に出て、サウスポーの淵上が迎え撃つ展開。序盤は西田のプレスがよく効き、右ストレートやボディブローをあてた。中盤は淵上が横に動きながら軽打をヒットさせたが、終始プレッシャーをかけ続けた西田に軍配が上がった。

◇132P8回戦
尾川堅一(帝拳)[2回1分0秒]ヨン・アーメッド(インドネシア)
 強打の尾川に対し、アーメッドは足を使ってディフェンス一辺倒。それでも2回、尾川は右を打ち下ろして1発で試合を終わらせた。

◇L・フライ級8回戦
小野心(ワタナベ)[負傷判定5回1分32秒3-0(50-45×3)]須田拓弥(沼田)
 3団体で世界ランク入りしている小野と3年ぶりに復活した元ランカー須田の一戦。サウスポー小野がアウトボクシングを展開し、左ストレートをコンスタントにあてた。須田が右目上部に負った3回の傷が原因で試合はストップ。